株式会社エムシーエスは、電子カルテ誕生以前の1990年代から看護業務支援システムを開発しているマルマンコンピュータサービス株式会社から2014年に分社化し、2015年には電子カルテシステム「MI･RA･Is」シリーズを開発・販売する株式会社ＣＥホールディングス（ＣＥＨＤ）の出資を受け、CEHDのグループ会社となりました。以降、「MI･RA･Is」シリーズの中核である看護業務支援システムの開発と構築を担っております。

電子カルテ誕生から四半世紀が経過し、その間に診療業務支援、看護業務支援、経営業務支援など、医療のIT化は大きく発展し普及しました。弊社のシステムも多数の医療機関様にご利用いただいており、システムの開発や導入において、多くのユーザの方々及びパートナーの方々からご指導及びご支援をいただいておりますことを深く感謝申し上げます。

こうした医療ITの普及が進む中、いわゆる 2025 年問題や医師の働き方改革など、医療を取り巻く環境は今後更に変化が加速すると予測しております。例えば、医療から介護へのケアシフト、医師・看護師・医療スタッフの役割シフト、異なる施設間の連携や融合、そしてそれらを繋ぐ情報連携など、これからの医療ITの開発や構築には、変化への柔軟な対応力とスピードが求められると考えております。

私たちエムシーエスは、看護業務支援システム開発や構築で培ってきた力をコア・コンピタンスとし、「ヘルスケアを優れた技術で支援し、健康で豊かな社会に貢献する」ことを目標に事業を展開してまいります。

今後とも、皆様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

株式会社エムシーエス
代表取締役社長 新里 雅則